C62蒸気機関車HO特集(天賞堂)

・我が家に眠るC62モデルの数々を紹介させていただきます。
 かなりの重量感があり、線路に並べるとその存在感は圧巻の一言です。
・計15台のC62モデル(重複機種あり)の画像39点(大きく見ることができます)
・説明書・分解図ダウンロード可
・プレート・石炭・付属品等付いていないものは未開封で箱の中に眠っています。

C62 常磐時代 蒸気機関車HO
(8.10.21号 機動力逆転機/10.20.22号機 ネジ逆転機)

・C62 常磐時代(2台)
・画像6点

基本情報

  • 製造数: 49両
  • 製造年: 1948年~1949年
  • 製造所: 日立製作所、川崎車輛、汽車製造
  • 軸配置: 2C2(ハドソン形)
  • 全長: 21,475 mm
  • 全高: 3,980 mm
  • 機関車重量: 88.83 t
  • 動輪径: 1,750 mm
  • 最高運転速度: 129 km/h(日本最速の蒸気機関車)
  • 燃料: 石炭
  • 燃料搭載量: 10.0 t
  • 水タンク容量: 22.0 t

常磐線での運行

C62形は、常磐線でも運行されていました。特に、1965年から1967年にかけて、常磐線の平(現在のいわき)~仙台間で寝台特急「ゆうづる」を牽引していました。この期間中、C62形はその力強い牽引力と美しいデザインで多くの鉄道ファンに愛されました。

特徴と歴史

C62形は、D52形蒸気機関車のボイラーとC59形の足回りを組み合わせて製造されました。これにより、強力な牽引力と高い速度性能を持つ機関車となりました。また、松本零士の漫画『銀河鉄道999』に登場する「999号」のモデルとしても知られています。

保存機

現在、C62形の一部は保存されており、梅小路蒸気機関車館などでその姿を見ることができます

C62形蒸気機関車は、日本の鉄道史において重要な役割を果たした機関車であり、その美しいデザインと力強い走りは今も多くの人々に愛されています。

C62 2.3.44号機 北海道時代 蒸気機関車HO

・C62 北海道時代(3台)
・画像9点

C62 2号機

C62 2号機は、京都鉄道博物館に保存されていることで知られています。この機関車は、函館本線での運用が特に有名で、急行「ニセコ」などの列車を牽引していました。

C62 3号機

C62 3号機は、北海道旅客鉄道(JR北海道)に所属し、動態保存されていた蒸気機関車です。1956年に北海道に転属され、函館本線での運用が始まりました。急行「まりも」や「大雪」などを牽引し、その迫力ある走行音から「ジェット音」とも称されました。1973年に一時休車となりましたが、その後動態復元され、1988年から1995年まで「C62ニセコ号」として復活運転されました。

C62 44号機

C62 44号機は、北海道で最後まで活躍した機関車の一つです。シールドビームやスノープロウを装備し、重油タンクを搭載していたことが特徴です。

これらの機関車は、北海道の厳しい気候条件に対応するための改造が施され、耐寒・耐雪性能が強化されました。

C62 東海道時代 蒸気機関車HO

・C62東海道時代(3台)
・画像9点

東海道本線での運用

C62形は、戦後の急速に増大した旅客需要に対応するため、貨物用D52形蒸気機関車のボイラーを流用して製造されました。東海道本線では、特急「つばめ」や「はと」を牽引し、その迫力ある走行で多くの乗客を魅了しました。

特急「つばめ」と「はと」

1949年に東京駅~大阪駅間を結ぶ特急「へいわ」が登場し、翌年には「つばめ」と改称されました。さらに、1950年には姉妹列車の「はと」も登場し、C62形がその牽引を担当しました。これらの列車は、当時の日本で最速の特急列車として知られ、C62形の高い性能が発揮されました。

技術的特徴

C62形は、動輪直径が1750mmと国内最大であり、最高運転速度は129km/hに達しました。そのため、東海道本線の平坦な区間での高速運転が可能でした。また、従輪を2軸としたハドソン形の軸配置を採用し、動軸の軸重を許容上限以下に収める工夫がなされていました。

電化とその後

1955年に東海道本線の稲沢~米原間が電化されると、C62形は他の路線に転属されることが多くなりました。しかし、その後も一部の機関車は東海道本線での運用を続け、鉄道ファンに愛され続けました。

C62 2.3蒸気機関車HO

・C62 2(2台).C62 3(1台)
・画像6点

C62 2蒸気機関車

C62 2は、1948年に日立製作所で製造された日本国有鉄道(国鉄)の旅客用テンダー式蒸気機関車です。C62形は、D52形蒸気機関車のボイラーを転用し、C59形の足回りを組み合わせて製造されました。C62 2は、京都鉄道博物館で動態保存されており、SLスチーム号の牽引車としても使用されています。

  • 製造年: 1948年
  • 製造所: 日立製作所
  • 全長: 21,475 mm
  • 重量: 145.17 t
  • 動輪径: 1,750 mm
  • 最高運転速度: 129 km/h
  • 最大出力: 2,163 PS
  • 燃料: 石炭
  • 水タンク容量: 22.0 t

C62 2は、特急列車や急行列車の牽引に使用され、日本最速の蒸気機関車として知られています。

C62 3蒸気機関車

C62 3は、1948年に日立製作所で製造され、北海道旅客鉄道(JR北海道)に所属していた蒸気機関車です。C62 3は、特に「C62ニセコ号」として知られ、動態保存されていました。

  • 製造年: 1948年
  • 製造所: 日立製作所
  • 全長: 21,475 mm
  • 重量: 145.17 t
  • 動輪径: 1,750 mm
  • 最高運転速度: 129 km/h
  • 最大出力: 2,163 PS
  • 燃料: 石炭
  • 水タンク容量: 22.0 t

C62 3は、函館本線での運用が多く、急行「ニセコ」などの列車を牽引していました。現在は小樽市総合博物館で静態保存されています。

C62 16.17.18.29蒸気機関車HO

・C62 16.17.18.29(各1台)
・画像9点

C62 16.17.18.29蒸気機関車

C62 16は、日本国有鉄道(国鉄)の旅客用テンダー式蒸気機関車で、1948年から1949年にかけて製造されたC62形の一つです。C62形は、D52形蒸気機関車のボイラーを転用し、C59形の足回りを組み合わせて製造されました。C62 16は、特に東海道本線や山陽本線での運用が多く、特急列車や急行列車の牽引に使用されました。

C62 16は、特に「つばめ」や「はと」などの特急列車の牽引で知られています。これらの列車は、戦後の日本において重要な役割を果たし、多くの乗客を運びました。

現在、C62 16は静態保存されており、鉄道ファンや歴史愛好家にとって貴重な存在となっています。

C62 17は、1954年に東海道本線木曽川橋梁上で時速129km/hの「蒸機による狭軌最高速度」を記録し、その高速性能を証明しました。この記録は、日本の蒸気機関車の中でも特筆すべきものです。

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